<1日目>
○ポスターセッション 発表19団体(生徒数130人)、審査員26人
各団体がそれぞれのブースに装飾等をし、目前の審査員に対して発表・質疑応答を行った。団体・審査員とも3つのグループに分けて同時進行で行った為、1回きりのプレゼンで緊迫感のある場となった。
また、天候で急遽来られなくなった酒田東高校にもリアルタイムで会場を繋いでやり取りを行った。
・感想:「自分達の欠点がよくわかった」「手が震えるほど緊張したが練習したことは発揮できた」
○販売交流会「夜の市」 販売21団体(生徒数133人)
各団体がブースを構えて、商店街にて販売を行った。チラシは伊勢市内の各小中学校へ全員配付したが、相当数で賑わったという程ではなかった。歩いて販売する生徒や、積極的に声を出してアピールする生徒もいて、各学校の差を直に見られたり、販売物を通して交流ができた。
・感想:「普段は出ない自分の積極的な声出しに自分で驚きました」「なかなか売れなかったが楽しかった」「審査員や地元の人とも触れ合えて良かった」「大赤字だった」
<2日目>
○ワークショップ・料理交流・SBPセミナー 参加生徒数134人
4種類のWS(キャップアート、SDGs、トートバッグ、動画)と料理交流、SBPセミナーから生徒が希望した内容のものにそれぞれ参加した。基本的に生徒だけの参加だが、引率の大人でも参加したいと思う程の内容で充実したWSだった。
料理交流では、先生が生徒の目を見て真剣に話す姿がとても印象的だった。
・感想:「SDGsを知ったからにはできることを見付けて心がけていきたい」「他の人にも受けて欲しいと思える内容だった、授業にも取り入れてみたい」「自分達の活動について考えさせられた」
○アワード 発表7団体、審査員26人
前日のポスターセッションで選ばれた7団体がプレゼンを行い、審査員からの質疑に答えた。大勢が注目する緊張の中、引率の関係者にとっても活動の意義を再認識するとても良い機会になった。
・感想:「初めての実技応答で失敗したが、今後の取組みに活かしたい」「圧巻だった」「自分達の足りないところが見えた」
文部科学大臣賞:浜松学芸中学校・高等学校
三重県知事賞:中部大学春日丘高等学校インターアクトクラブ
○「村上憲郎」講演
スクリーンに投影しながらグローバルとは?というところからの世界観について分かりやすく丁寧に話してもらった。
・感想:「視点によって世界がこれほど変わるのだということが分かった」
○夕食交流会(バイキング)
席は、全員がクジ引きで決まり、内容としては歓談と、各団体の土産を景品にじゃんけんゲームを行った。関係者も審査員も全員バラバラに席を配置してみると、ほとんどの生徒や審査員が互いに積極的に交流をしていた。土産の紹介の時間は取れなかった。
・感想:「色んな人と交流できた、大人と話すのが楽しかった」「実際、生徒がどう考えて活動しているのか聞けた」
◎全体を通して 参加者434人、参加団体28(生徒215人、引率45人)
ぎっしり詰まったスケジュール内容の中、生徒や引率に加えて審査員も真剣に交流等していた。暑い時期であったが体調を崩した者もなく、天候にも恵まれて無事にフェアを終えられた。参加者によっては、2日に亘るイベントで旅費や日程の都合上、フェア終了直後に帰る団体もあり、ハードな行程となったが、それを超えられる程に充実したフェアであった。それは、「来年も参加したい!」という声が、生徒や引率者、審査員からもよく聞こえたことから確信した。
また、本フェアは主催者スタッフや高校生スタッフ以外にも大学生スタッフ(主に皇學館大学)が多く関わっており、彼らの裏方としてのサポートがあってこそ開催できていることも報告しておきたい。
・感想:「昨年よりも積極的に名刺交換したり、人見知りな自分でもこんなに話しかけられるんだと自分で成長を感じた」「とても楽しい販売交流会を2日ともやって欲しい」「学生ボランティアのモチベーションが高くて感心した」「次年度は生徒と一緒に参加したい」「初対面の人と交流するのが苦手な生徒も、来て良かった、楽しかったと言っていた。教育的な意義も大事だが、参加して楽しいと思える事が1番だと感じた。」