SBPとは

SBP(Social Business Project)とは

SBP(Social Business Project)とは

SBPは「Social Business Project(ソーシャルビジネスプロジェクト)」の略で、地域の課題をビジネスの手法を用いて解決していこうという取り組みです。
具体的には高校生が地域資源(ひと、モノ、自然、歴史、名所旧跡、産業等)と交流し、見直し、活用して“まちづくり“や”ビジネス”を提案していく、そしてその取組を地域で応援し支えていこうというものです。

SBPは、三重県多気町にある相可高等学校食物調理科が運営する高校生レストラン「まごの店」などを先進事例に、2013年4月に三重県立南伊勢高等学校南勢校舎で最初のSBPが立ち上がりました。今、この地域に根ざした取り組みが全国に広がっています。

●国とSBPとの取組み関係資料

SBP(Social Business Project)の取り組みと国との関係事例を以下に紹介します。

i. 一億総活躍社会の構築に向けた提言

2017年5月10日 自由民主党一億総活躍推進本部
https://www.jimin.jp/news/policy/134900.html
内容:「高校生や大学生が地域の課題を実際にビジネスの手法を用いて解決する取組(SBP)は、若者の起業への意欲・関心向上や地域への定着を図る観点からも効果的である。」と提言。

ii. 教育再生実行会議第十次提言

2017年6月1日 教育再生実行会議決定
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/teigen.html
内容:「地域の教育力を向上させていくための一つの方策として、高校生らがビジネスの手法等を学び、地域の大人とともに地域課題を解決する取組等を促進、支援する。」と提言。

ⅲ. まち・ひと・しごと創⽣総合戦略2017(改訂版)

2017年12月22日 閣議決定
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/chihou_sousei/
内容:「高校生らが地元地方公共団体や関係者と連携しながら、地域の課題をビジネスの手法を用いて解決していく「地域ビジネス創出事業(SBP」の取り組みを促進、支援する。」

ⅳ. 平成29年度 地域政策等に関する調査研究報告会(SBPの取組)

2018年6月7日 文科省
内容:2017~2019年度の3か年にわたり、文科省はSBPに取り組む団体等を対象に、取組による成果や人材育成に関する効果を検証、若者の学びを通じた地域ビジネス創出に当たって必要となる推進体制及び政策的支援の在り方を検討し、全国普及を図ることを目的に調査を実施。

ⅴ. 中央教育審議会 生涯学習科会 においてSBPについての発表

2018年7月23日 文科省
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/index.htm
内容:「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について」(高校生や大学生等の若者を地域の課題解決に巻き込んでいく方策についてのヒアリング)のテーマにおいてプレゼン実施。

ⅵ. SBPに関する映像教材の制作 gacco

2018年12月4日 講座開講
https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+pt021+2018_12/about
内容:NTTドコモ、文科省、皇學館大学、未来の大人応援プロジェクトが協働し、SBPを全国に紹介するための映像教材を制作する。映像教材:6分間×21本

ⅶ. 人口減少時代の新しい地域づくりに向けた 社会教育の振興方策について(答申)

2018年12月21日 中央教育審議会
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1412080.htm
内容:前述の「中央教育審議会 生涯学習科会」にて行ったSBPについてのプレゼン(2018年7月23日)を受けて、大臣に手交で答申された。
(抜粋)
高校生の地域との関わりを強化する。特に、高等学校教育改革の観点から、社会教育の人的資源を生かしながら、地域の様々な課題を学び解決に向けた行動を起こす取組を通じて、高校生の学習意欲の向上、地域への愛着を育む機会を設ける。例えば、ソーシャルビジネスの手法により地域の課題を解決する取組(*1)や、高等学校と地方公共団体、大学や専門学校等が協働して地域での系統的な教育を行い、地域を担う人材を育成する取組等は有効と考えられる。
*1)生徒が地域の資源を学び、見直し、その成果を活用するとともに地域の支援も受けて、ソー シャルビジネスの手法により地域の課題を解決していく取組(SBP)。全国初の事例となった三重県立南伊勢高等学校では、SBP の取組(セレクトギフ ト(町の特産品の詰め合わせ)、ご当地シンボルキャラクターを使ったたい焼きの企画・販売)をきっかけに、廃校の危機を脱したのみならず、高齢化と人口減少に悩む町の活性化に も大きく寄与した。